パイプオルガンとピアノの違い「音質」


パイプオルガンとピアノは、どちらも鍵盤楽器ですが、音質は全くことなります。
演奏者は、それぞれの音質にあう曲を、それぞれの音質にあった奏法で演奏しています。

パイプオルガンの奏法についてはこちら

パイプオルガン、ピアノのそれぞれの音質、特性を理解しないで演奏すると、
聴き手は違和感を覚えたり、興味を失ってしまうこともあるでしょう。

また、曲の良さを伝えられないこともあるでしょう。

今日は、パイプオルガンとピアノの音質についてご説明します。

【ピアノ】

ピアノの音は、弦をハンマーで叩いて出しています。

ピアノは鍵盤を叩いて音を出すので,
打楽器と同じ様に強い音、弱い音で表現することが出来ます。

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すなわち強弱を付ける事によって、音楽を表現していくのです。

◆鍵盤を叩き、弦をハンマーで叩くことによって音がでますから、
ピアノの場合は、鍵盤を指で叩いた瞬間の音が一番大きく、
音は発せられた瞬間から衰退していきます。

イメージとしては・・・
三角形2

ピアノで演奏すると・・・

音の出る瞬間が一番大きく、その後どんどん小さくなるということですね。

ピアノについているペダルを使用することで、
ある程度音を出した瞬間の大きさを持続することはできますが、
それでも徐々に音は衰退していきます。

【パイプオルガン】

一方パイプオルガンは、パイプに空気を流して音を発していくので、
ピアノとは異なり管楽器です。

ですから鍵盤を優しく打鍵しても、激しく打鍵しても。音のボリュームは変わりません。

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◆鍵盤を指で押した時の音量は、指を離すまで持続し、維持することができます。

なので、指を鍵盤から離さなければ、音は出続けるということになります。

イメージとしては

長方形 1

 

オルガンで演奏すると・・・

強弱を表現するにはストップを加減したり、何段にも分かれた鍵盤を使い分けたり、
スウェル・ペダル(構造参照)を使用していわば人工的に表現します。

奏者独自による各音の持続時間の長さの表現が、
パイプオルガンにおける強弱を意味付けるものであり、
その微妙な表現は奏者それぞれの個性としても捕らえられるでしょう。

このような、音質の違いを感じながら、聞き比べてみてくださいね。

栄光の架け橋 オルガンVer.
 
栄光の架け橋 ピアノVer.

2016-03-23 | Posted in 作品No Comments » 

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