クリスマスコンサートのご依頼を受けて
こちらの教会からクリスマスコンサートのご依頼を頂いたのは半年以上前のこと。
「一年以上前からファンでした!ずっと聴いていました」
とありがたいコメントを添えて、ご依頼くださいました。
教会のオルガンでということでしたので、喜んでご依頼をお受けしたのですが、まずはオルガンの機種が気になりました。
オルガンは、上鍵盤と下鍵盤とどのような演奏形態を取るべきか?まずはそこからのスタートです。
オルガン奏者としては「できる限りそのオルガンの特徴を生かして選曲をしたい」といつも思っています。
そこでお話を伺うと、カワイのチャーチモデルとのこと。このオルガンは私の個人的な思い出のある楽器です。
現在も続けている、ブライダル演奏のオーディションを受けた楽器もこれでした。私のブライダル奏者としてスタートを切った楽器なのです。
そんな思い出のある楽器で演奏させていただく機会をいただき、しっかりと選曲、構成を練って当日を迎えさせていただきました。
曲目解説では、当日は、演奏会開始2時間前に会場入りさせて頂いて準備をスタート。オルガンの位置決めは5分で終了し、その後はしっかりと時間をかけて音色作り。
お昼時間を跨いだ事もあって主催者さんの手作りのハヤシライスを頂戴し、アットホームな会話や雰囲気の中開始時間を迎える事が出来ました。
選曲は、もちろんクリスマスの讃美歌を中心に、オルガン音楽に親しんで頂こうとJ.S.Bachの曲も聴いて頂きました。
途中、讃美歌の作曲家の代表作や年代に関連した各曲のさびの部分等をお聴き頂きながら曲目解説。
その曲をこれまで以上に知っていただいて、より印象に強く残るようにお聴きいただけたのではないかと思います。
演奏のご依頼をいただいた主催者のみなさま、そして演奏をお聴きくださったみなさまとのご縁に感謝いたします。
これからも様々なオルガンの音色をみなさまにお聴きいただけるよう、演奏活動の場を広げて参ります。
オルガンのある教会の演奏ご依頼はもちろん、ピアノやシンセサイザー持ち込みの演奏ご依頼など、まずはお気軽にお問い合わせください。
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